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外壁塗装しないで済む素材はあるの?塗装せずに放置したリスクを解説2023.10.27

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外壁塗装が本当に必要なのか、気になる方もいるのではないでしょうか。
外壁塗装をしないと景観が悪くなるだけでなく雨漏りなどのリスクがあります。

この記事では、外壁塗装をしないで済む素材を取り上げたうえで、放置するリスクなど紹介します。
メンテナンス期間を伸ばせる可能性を高めるコツも紹介するので、参考にしてください。

外壁塗装しないで済む素材はあるの?塗装せずに放置したリスクを解説

外壁塗装しないで済む素材とは

外壁塗装は、外壁材によっては塗装しないで済む場合があります。
しかし、日本の約7割が外壁塗装を必要とする素材で建てられています。
例えば、セメントを主成分にした「窯業系サイディング」や木材を使用した住宅が大半です。

外壁塗装をしないリスクは後述しますが、放置期間が長いとひび割れや雨漏りが発生します。
では、外壁塗装をしないで済む素材とは何なのか、順番に紹介していきます。

1.タイル

タイルは高温で焼いて固めた石や砂などを使用したもので、雨や紫外線に強い特徴があり外壁塗装をする必要がありません。
雨や紫外線などによる劣化が少ないだけでなく、汚れや傷に強い特性をもっているため、外壁塗装をしないで済みます。

しかし、外壁塗装を必要としないメリットがあるものの、タイルを接着する素材は雨などの天候による劣化がデメリットです。

つまり、タイル自体を塗装しないでもタイルを接着している素材には、補修が必要です。

2.レンガ

レンガは高温で焼いて固めた泥や粘土を使用したもので、耐用年数の長さが特徴的な外壁材です。
また、温度変化に強いだけでなく、雨水などの水分膨張により外壁材が割れる心配はありません。

しかし、前述のタイル同様に接着している素材自体の補修は必須です。
外壁塗装の必要はないものの、接着している素材のひび割れや剥がれなどが発生するため注意しましょう。

3.樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは「塩化ビニル」と呼ばれるプラスチックの一種から作られた外壁材です。
耐水性が高く、水分膨張しないだけでなく、北海道のような凍結が多い地域でも愛用されているのが特徴的です。

しかし、紫外線の影響で耐久性が低くなる傾向があるので、20年以上経過したタイミングで塗装が必要な場合もあります。

また、樹脂系サイディングは比較的、欧米での普及されている外壁材です。
日本のシェア率はまだ低いので、施工業者に「補修できるか」を必ず確認しましょう。

外壁塗装しないと発生するリスクとは

外壁塗装をしない期間が長いと、下記のようなリスクがあります。

・色褪せやカビなどの発生
・ひび割れや剥がれによる劣化
・雨漏りによる劣化
・外壁塗装以上の費用発生

順番に紹介していきます。

1.色褪せやカビなどの発生

外壁塗装をしないと、徐々に外壁の色が薄くなり、ツヤが失われていきます。
色褪せるのは劣化の初期症状で、5年以上経過している外壁に見られる症状です。

そもそも色褪せは、紫外線による熱で塗装が弱まり、発生していきます。
そして色褪せの発生は、「塗装効果が弱まっている」のを知らせています。

放置期間が長いと汚れが付きやすくなり、防水性は弱まります。
結果、カビやコケが生えてしまうのです。

2.ひび割れや剥がれによる劣化

防水性の弱まりは次第に雨水を吸うようになり、膨張してひび割れや剥がれが発生します。
特にひび割れの場合、割れた範囲が広がると補修費用が一層かかってしまいます。

目安として、0.3mm以上のひび割れが発見した際は、早めに補修するよう検討してください。
また、外壁が部分的に剥がれている場合、塗装による防水性が失っている状態なので、早めに塗装しましょう。

3.雨漏りによる劣化

ひび割れを放置してしまうと、雨水が入り込み雨漏りが発生してしまいます。

雨漏りはすぐに発生せず、外壁材の下にある構造で雨水を止めている場合があります。
しかし、建物の内部に入り込んだ雨水を放置してしまうと、最終的には柱や土台などに被害が出てしまうのです。

また、雨漏りが発生すると、シロアリなどの害虫被害も考えられます。
雨漏りが発生している場合は、早急に業者への依頼を検討してください。

4.外壁塗装以上の費用発生

外壁塗装は、あくまで外壁や住まいを長持ちさせるためのメンテナンスです。
前述で紹介したとおり、外壁塗装をしないでおくと最悪の場合、雨漏りが発生します。
最終的には、塗装以上の工事が必要です。

工事内容によっては、費用が高額になるだけでなく、工期も長くなるので注意しましょう。
また、汚れや傷なども目立ってしまい、近隣住民からも「古い建物」と思われてしまう可能性があります。

美観が悪くなった外壁を整え、防水性を高めて住宅の資産価値を維持していきましょう。

外壁塗装しない期間を伸ばしたいなら塗料選びが重要

外壁塗装の期間は、使用する塗料次第で変わります。

具体的には以下のとおりです。

塗料名

耐用年数

特徴

フッ素

12〜20年

  • 耐久性が優れている
  • どの塗料よりも高価

シリコン

7〜15年

  • バランスがいい
  • 一般的に使われている塗料

ウレタン

3〜8年

  • 剥がれにくく安い
  • 耐久性が乏しい


適切な塗料を選んで外壁塗装の期間を伸ばしましょう。

まとめ

今回は外壁塗装をしない方法や、外壁の素材やメンテナンスせずに放置したリスクなど紹介しました。
タイルやレンガなどの外壁素材であれば、外壁塗装をしないで済むものの、塗装以外の補修が必要です。

何より外壁塗装をしない期間が長くなると、美観の悪さや雨漏りなどのリスクが挙げられます。
外壁の状況など、不安を抱えている方はお気軽に株式会社ユニオンへお問い合わせください。

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