コーキング剥がしの正しい方法|浴室・外壁など場所別の手順と注意点｜埼玉県春日部市、さいたま市の屋根や外壁塗装ならクレヨン

外壁サイディングの目地に施されているコーキングは年々劣化していきます。
劣化すると防水や耐水などの機能を果たせなくなるため、そのまま放置すると外壁が大きなダメージを受けてしまいます。

外壁を保護するには、適切なタイミングでコーキング剥がしを行い、新たにコーキングを施すことが必要です。
しかし、コーキング剥がしの方法が分からない方もいらっしゃると思います。

そこでこの記事では、コーキング剥がしの正しい方法や注意点について分かりやすく解説します。

コーキング剥がしの方法

コーキング剥がしは「場所」によって少しやり方が異なります。
今回は「浴室・キッチン」と「外壁」に分けて、コーキング剥がしの方法と手順をご紹介します。

浴室・キッチンのコーキングを剥がす方法と手順

浴室・キッチンなど水回りのコーキングを剥がす場合はカッターを使用します。
水回り用のコーキングには水をはじく性質をもつシリコンが含まれており、シンナーなどの薬品類では剥がせないためです。

用意するもの

・カッター
・ホウキ
・雑巾
・スクレーパー

➀コーキングの溝に沿って切り込みを入れる

まずはカッターを使いコーキングの溝に沿って上下に切り込みを入れます。

➁指でつまんで剥がす

切り込みを入れるとコーキングを剥がせるようになります。
指でつまんで引っ張ると、テープのように剥がすことができます。

➂スクレーパーで残りのコーキングを削り取る

大方剥がし終わったら、スクレーパーを使用して残っているコーキングを削り取ります。
元のコーキングが残らないようにしっかりと削り取りましょう。

④削りカスを掃除する

最後に周囲に残っている削りカスを掃除します。
以上で作業は完了です。

外壁のコーキングを剥がす方法と手順

外壁のコーキングは浴室やキッチンのものに比べて少し幅が広く、剥がす際には力を入れる必要があります。
力を入れるとカッターで手を怪我するおそれがあるため、軍手を着用して作業してください。
また、カッターも大型のものが必要です。

用意するもの

・ラジオペンチ
・軍手
・大型のカッター

➀コーキングの左右両側に切り込みを入れる

カッターを使ってコーキングの左右両側に切り込みを入れます。
力を入れすぎると勢い余ってカッターで手を切る危険があるため、焦らずにゆっくりと切り込みを入れましょう。

➁ラジオペンチでコーキングをつまんで剥がす

切り込みを入れ終わったら、ラジオペンチでコーキングをつまみ、引っ張るように剥がしていきます。

➂残りのコーキングを削り取る

コーキングを剥がし終わったら、残っている細かいコーキングを削り取ります。
全て削り取ったら作業は完了です。

コーキング剥がしに必要な道具一覧

コーキング剥がしに必要な主な道具一覧をご紹介します。

カッター

カッターはコーキング剥がしの必需品です。
外壁コーキングの場合は大型のものを使用します。
数百円程度で購入できます。

スクレーパー

スクレーパーとは内装工事などで使用される道具で、「ヘラ」や「コテ」とも呼ばれます。
細かいコーキングを削り取るのに使用します。
1,000円前後で購入可能です。

ラジオペンチ

ラジオペンチは先端が細くなっているペンチで、小さなものをつかみやすいように設計されています。
コーキングをつまんで剥がす作業に使用します。
1,000円以下の値段で入手できます。

ヒートガン

ヒートガンはドライヤーのように温風を出す電動工具です。
ヒートガンをコーキングに当てることで剥がしやすくなります。
価格としては、2,000円程度のものから2万円程度のものまであります。

インパクトドライバー

インパクトドライバーは電動式のドライバーです。
スピンカッターを装着して回転させると、コーキングを剥がすことができます。
普通のカッターを使用するより楽に剥がせます。

インパクトドライバーの値段相場は、3～5万円ほどです。

コーキング剥がしの注意点

最後に、コーキング剥がしの注意点をご紹介します。
以下の点に気を付けてください。

天候に気を配る

コーキングは雨や湿気から外壁を守る役割を持っています。
もしコーキングが剥がれた状態の時に雨が降ると、雨水が建物に侵入してしまいます。
そのため、作業を行う際には、天候に注意し雨天の日を避けましょう。

高所での作業では十分に注意する

コーキングが施されている箇所によっては、高所での作業が必要になる場合があります。
例えば、外壁の高い部分や屋根の上などです。
こうした高所での作業には転落などの危険が伴います。

高所にあるコーキングの劣化に気付いた場合は、無理をせず業者に相談しましょう。

まとめ

コーキング剥がしの方法や注意点などをご紹介しました。

コーキング剥がしは適切な道具と正しい手順を踏めばDIYで実行可能です。
しかし、怪我には十分注意してください。
カッターで手を怪我する危険があるほか、高所での作業は転落の危険を伴うため、無理だと思ったら業者に依頼しましょう。
専門的なノウハウをもつプロの業者なら、安全に作業を行いキレイにコーキングを剥がしてくれます。

コーキング剥がしは質の高い施工を行う業者に依頼することが重要です。

「株式会社ユニオン」は屋号を「クレヨン」と言い、埼玉県春日部市・さいたま市を中心に外壁塗装や屋根塗装を行っております。
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もし外壁（浴室）のコーキング剥がしや外壁塗装を検討中の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。

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